暴走吧!百合妄想!GIRLS BAND CRY

如译文有任何错误,欢迎联系我指出错误。

作者:星井七亿

对百合有着极大热爱的妄想系作家。曾创作过「床下枪两支」和「Girl love of the dead」等作品,活跃于百合作家领域。


翻译原图

中日对照

どうして指を絡ませ合う手のつなぎ方を「恋人つなぎ」というのだろう。それは、恋愛と「指」が不可分な存在だからだ。今回は「指」が決め手の百合アニメの話である。

「ガールズバンドクライ」は今年4月から6月にかけて放送されたTVアニメ作品だ。複雑な事情から高校を中退して実家を飛び出し、転居先の川崎で受験勉強をすることになった井芹仁菜は、人気バンド「ダイヤモンドダスト」の元メンバーであり、現在は一人で音楽活動を続ける河原木桃香と出会う。二人は個性豊かなメンバーたちとロックバンド「トゲナシトゲアリ」を結成し、プロミュージシャンを目指すことになる。

アイドルアニメブームの次はガールズバンドアニメブームの到来である。おまけにガールズバンドアニメと百合の相性は抜群だ。本作もご多分に漏れず随所に輝かしい百合が散りばめられている。

まず注目したいのは仁奈と桃香の関係性である。仁菜は桃香が在籍していた時代の「ダイヤモンドダスト」の楽曲に心を奪われた人間であり、桃香の楽曲に背中を押される形で人生を決めてきたような女子だ。そこに、桃香が仁菜の社会に対する屈折した態度が好きだとアプローチしてくるのだから、こんなにわかりやすい運命の恋はない。

第1話の終盤で、路上でギターを持って歌い上げる仁菜が桃香に対し、「一緒に中指立ててください!」と叫ぶ。あらゆる権威や大きな力に反抗するという姿勢は嫌いではないが、個人的に「中指を立てる」という行為は比喩であったとしてもあまり好きな演出ではない。仁菜にもそのあたりの認識はあったようで、第2話以降、仁菜は桃香に対し、中指の代わりに小指を立てるという代替案を提示する。

私はここに百合を見ている。立てた小指というのは俗に女性に例えられることがある。注目してほしいのは仁菜が小指を立てるときは、概ね両手で行われるということだ。女性が二人ということは、遠回しに百合ップルを表現しており、つまり仁菜は相手を挑発、もしくは宣戦布告する際、折に触れて「私は百合です!」というメッセージを発信していると考えられる。状況にとっては奇行でしかないがきっとそうなのだ。このアニメにおいて「小指を立てる」のは、当初仁菜と桃香の間でのみ通用する秘密のサインとして行われる。事実上の交際宣言と受け取るには尚早と思われるかもしれないが、小指の提案がなされる第2話は、冒頭から仁菜と桃香が二人寝のシングルベッドで朝を迎えるというシーンから始まるのだから、それほど見当違いでもないはずだ。

ちなみにオープニングには「トゲナシトゲアリ」のメンバー全員で両小指を立てているカットが挿入されている。つまり私の考えによるとメンバー全員が「私は百合です!」とアピールしているということになるので、とてもありがたい話である。思えば第1話では、桃香が住むシェアハウスの住人の一人がオープンリーゲイ(社会全体に性的指向または性自認をカミングアウトしている人)であることが示されており、これは一種の伏線だったのかもしれない。仁菜はその後、桃香を支えるためのギターの練習をするのだが、好きな女子のために指使いを鍛える女子はいつ見てもいいものだ。なお、第8話で、仁菜は桃香に対ししっかりと「好きです」「告白です」と告げており、桃香も涙を流しながら喜ぶなどその思いを受け止めている節があるので、この二人は妄想の余地なくしっかりとカップルとなる。えっ、そういう意味の告白じゃないって?うるせー、中指立てるぞ。

仁菜と桃香のカップルリング以外にも注目したい。「トゲナシトゲアリ」のメンバーである海老塚智とルバの元「beni-shouga」コンビである。アパートでルームシェアをしており、同じ牛丼屋でバイトする二人。仲が良いことはもちろん、特に温和な性格のルバは攻撃性の強い性格の智の良き理解者となっているほか、智を色々と甘やかしすぎている側面もある。甘え甘やかし百合は甘ければ甘いほどいい。第11話では、二人がアパートのベランダで、お互いの腰に腕を回しつつ身体を寄せ合い、身の上を慰め合うシーンがある。二人の絆の強さを感じるとともに、身長差百合の醍醐味も味わえる名シーンである。

さて、ちょうどこの原稿を書いているときに朗報が飛び込んできた。国内のとあるガールズバンドのメンバーが、同性バートナーとバートナーシップ制度を適用したと公表したのだ。そのメンバーからのメッセージには「そしていつか、結婚できる日が来たらもっともっと嬉しいです!」という文言も含まれていた。

今の社会状況では結婚したくても、できない人たちがいる。結婚を望む人がいるにもかかわらず同性婚はいまだに認められていないため、望みが叶う日は指折り数えているだけでは、また、指をくわえてみているだけではやってくることはないだろう。人差し指をなめて感じた風向きに惑わされず、あらゆる不条理や理不尽、心なき抑圧に心の中で中指を立て、小指が赤い糸でつながった相手と、薬指にリングをつけられる日がきたその時、親指を立てるぞ。