
暴走吧!百合妄想!声优广播的台前幕后
如译文有任何错误,欢迎联系我指出错误。
作者:星井七亿
对百合有着极大热爱的妄想系作家。曾创作过「床下枪两支」和「Girl love of the dead」等作品,活跃于百合作家领域。
每当听到“上门推销”这样的话,我就会想,要是有两个女孩子突然来到家里,极力地展示亲密的关系后,强行推销高价商品的“上门百合推销”的话,我会不小心破产吧。因为,为梦想支付金钱,这会让人感觉“我还活着”啊……
翻译原图

中日对照
「飛び込み営業」という言葉を聞くたびに、突然女子二人が家に訪問してきて、さんざん仲の良さをアピールした後、高額なモノを売りつけてくる「飛び込み百合営業」なんてものがあったら、私は破産してしまうんだろうなと思うことがある。夢にお金を支払うのって、“生きてる”って感じがするからね……。
每当听到“上门推销”这样的话,我就会想,要是有两个女孩子突然来到家里,极力地展示亲密的关系后,强行推销高价商品的“上门百合推销”的话,我会不小心破产吧。因为,为梦想支付金钱,这会让人感觉“我还活着”啊……
『声優ラジオのウラオモテ』は二月公氏によるライトノベル作品だ。今春からはテレビアニメの放送も開始され、百合オタクを中心に熱い注目を集めている。若手声優・歌種やすみこと佐藤由美子は、同じ若手声優の夕暮夕陽と一緒にラジオ番組のパーソナリティを務めることになる。しかし、夕暮夕陽の正体はクラスメイトの渡辺千佳だった。性格が正反対な二人は衝突を繰り返すものの、次第にその関係を深めていくことになるーー。
やすみと夕陽は顔を合わせれば、相手を罵倒するような「ケンカップル」的な関係性ではあるが、お互いの声優としての実力を認め合っており、かつプロフェショナルとしての精神から互いに相手に寄り添おうとする思いもある。俗に言う「お泊り回」であるアニメ第三話では、「裸のつき合い」として二人でお風呂に入るシーンがある。その回では夕陽にの巨乳好きの一面が明らかになるとともに、やすみの胸を心ゆくまま揉みしだくといった場面もあり、個人的にはそこまで直球のエロ描写が必要かと思わなくもない。まあ、ありがたくブヒらせていただいたのだが……。
そんな二人はラジオの放送上では仲良しキャラを演じており、一種の「百合営業」的なアブローチをかけているのだが、物語の大きな山場を迎えるアニメ第四話ではとある事件によってその虚構がファンに詳らかになってしまう。その出来事を乗り越えることで二人の絆はさらに深まっていくのだが、「百合営業」がやがて本当の百合に……という私たちの期待を膨らませてくれる。
今では珍しくなくなった女性タレントなどの「百合営業」に対し、我々百合オタクはどのようなスタンスで接するのがただしいのだろう。ファンに対し異性との関係を匂わせないことで安心感を与えるという商売戦略とも思いやりともとれる手法であり、私のような百合好き層を取り込むためのアコギな手口である。一方でそうしたやり方が行き過ぎた結果、「女子同士で結婚しました!」というデリカシーもなければ面白くもなく、萌えることもできないウソ報告をすることで、問題視されることもでてきた。そのうえ「表面上はあれだけ仲良く見えるのに、裏では仲が悪い」ということが発覚すると反動で多くのファンをガッカリさせるリスキーさもある。(百合営業という売り方が一緒にできるビジネスパートナーなら、ある程度健全な関係性は保たれているとは思うし、『声優ラジオのウラオモテ』でも言及されているが「勝手に期待して勝手にガッカリするな」という話でもある)。節度のある大人のファンであれば「あればビジネス百合だから」と認識したうえで、踊らにゃ損とばかりにその関係性に夢中になることもできるだろう。さらに、百合オタクも限界までこじらせると“裏では仲が悪い”という状況自体に魅了されるハードな人種もいる。ストライクゾーンがガバガバな百合オタクならば「百合営業は立派なゆり!」と答えるのかもしれない。
迷惑が掛かるので特定の名前を出すのは控えるが、私も声優やミュージシャンの方々の「百合営業」に乗っかって踊っていた時代がある。当時は二人の関係性が百合っぽく見えることに対し「これは百合なのか? ビジネスなのか?」という揺らぎの中に身を置くことにスリルと心地良さを感じていた。ちなみに私が中学生の時生まれて初めて買った同人誌は、当時絶大な人気を誇っていた某アイドルグループの年の差百合だった。その二人がテレビなどで仲の良さをアピールしていたり、セット売りされていたりということはほとんどなかったので、その本は「二人がこうであってほしい」というたくましい妄想の産物だったのだろう(同人誌ってそういうものだけれど)。なにしなくても勝手に関係性で夢中になってくれるファンがいるのであれば、仲の良さをアピールしておくという戦略は極めて正攻法だといえる。
とはいえ、時代の流れもあって、今ではガチの同性カップルにとる配信やエンタテイメントは珍しくなくなった。それはとても良いことであり、私も非常に大好きなコンテンツである。そうした流れの中で虚構を売り続ける百合営業にどれだけの意味があるのかと思わなくもないが(そもそも両者を比較することが、同性カップルに対する無礼につながる面もあるのだが)、フィクションでしか伝えられないメッセージもあるだろうし、『声優ラジオのウラオモテ』のように、百合営業を逆手に取った優れた百合コンテンツが作られているのであれば、人々を熱狂させるジャンルとしてまだまだ必要はあるのだろう。それに、「この二人はきっと百合営業なんだろうな。でも、もしかして、本当は……」とわずかな望みを抱くのも楽しいものだ。人は夢を見ずに生きてはいけないから……。

